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データビジュアライゼーション - カラーロール

データ可視化用のカラーパレットは、データの性質に合わせてデザイントークンの使い分けが必要です。またアクセシビリティ上の配慮も重要です。

更新 2025/7/17

カラーロール

デジタルプロダクトのUIデザインではチャートを扱う際に、チャート要素とUI要素がエリア内に同居することがあります。チャート要素はデータビジュアライゼーション用に設定しているカラートークン、UI要素は通常のカラートークンを使用してください。

1

UI要素

Dashboard WidgetやUIカラー (sd.system.color.component) を使用

2

Chart要素

チャート専用のカラートークンを使用

3

Chart背景要素

チャートの背景に使用する要素

単色相と複数色相の使い分け

データビジュアライゼーション用のカラーパレットは、単色相と複数色相の2つを用意しています。目的や扱うデータの種類によって使い分けてください。Serendie Design Systemの各カラーテーマとの共存やプロダクト画面をシンプルに保つために、複数色相を使用しないと表現できないケース以外では、基本的に単色相の使用を推奨します

単色相を使用する場合

同じカテゴリー、分析軸(ディメンション)、指標(メトリクス)、連続する数を表す場合は、同一の色を使用してください。明度はカラーパレットの01か06から、連続した数字を使ってください。

単色相の中の1つの明度で表せるものは、なるべくchart.mark.primary.05のみ使用するようにしてください。(例1参照)

複数色相を使用する場合

異なるカテゴリー、分析軸(ディメンション)、指標(メトリクス)を表す場合は、異なる色相を使用してください。

表す値が違う複数のグラフ種類を組み合わせる場合は、色相環の中での組み合わせを使用してください。(例2、複数のグラフ種類を組み合わせる場合を参照)

複数のグラフ種類を組み合わせる場合

以下色相環の中で指定している対角にある組み合わせを使用してください。 例:上記の積み上げグラフのマークはKonjoパレットで色相間内のうち01に近い青系統なので、温度の値を組み合わせる際は01の反対側にある03のMultiカラーを使用する。

アクセシビリティ

マーク間のマージン

複数/単色の色相両方において、マークの連続するカラートークン間 (例: mark.primary.01とmark.primary.02) には十分なコントラスト比がありません。この場合はマークに白線やマージンを入れて区別できるようにしてください。

マーク上のテキスト

マーク上にテキストを置く際は、以下の組み合わせを使用してください。 マークの面積が小さすぎて置けない場合は、Tooltipを使用してホバー時にテキストが表示されるようにしてください。

テキストカラーの組み合わせ

データビジュアライゼーションにおいては、WCAG3.0 APCAを基準にコントラスト比を設計しています。マークとテキストの組み合わせは下記に従ってください。

色だけに頼らない識別

グラフの種類を識別させる際に色だけで差を出すことは避け、シェイプ、ライン、パターン、テキストなどの補助要素を使用するようにしてください。